2008年04月16日

ギブ・キッズ・ザ・ワールド

ギブ・キッズ・ザ・ワールド

■ 夢のような1週間を提供するGive Kids the World (ギブ・キッズ・ザ・ワールド)


最近、家に遊びに来てくれた友だちから、フロリダのオーランド近くにあるギブ・キッズ・ザ・ワールドの話を教えてもらいました。

ギブ・キッズ・ザ・ワールドというのは・・・

余命が限られた難病の子どもたちをディズニーワールドに無料招待するためのボランティア施設です。

この施設を創設したのは、ヘンリ・ランドワースさんという方。

二十年以上前、ランドワースさんが経営していたホテルに、ある家族客から予約のキャンセルが入りました。

その理由を知ったとき、ランドワースさんはショックを受けます。

難病の子どもの、「ディズニーワールドに行きたい」という願いを叶えるために、両親がホテルを予約していたのですが、その子が亡くなってしまったのです。

その子の最高の夢は、「ミッキーマウスに会うこと」でした。

「その子の人生で最後になるであろう夢を、叶えてあげられなかったなんて・・・」

ランドワースさんは、全財産を投げ打って、ディズニーワールドのそばに広大な土地を購入します。

そして、同業の仲間たちだけでなく、世界中の有名なテーマパークにも呼びかけて、難病の子どもたちをフロリダに招待するという一大プロジェクトをスタートさせたのです。

こうして、ギブ・キッズ・ザ・ワールドがスタートしました。


無料で招待される家族は、航空券・食事・宿泊・遊園地のチケットを提供され、夢のような1週間を過ごします。

ここでは、「最後のクリスマスになるかもしれない」との思いから、毎週クリスマスパーティーが開催されます。

子どもたちの就寝時間を伝えておくと、ミッキーやミニーが、「おやすみ」の挨拶に来てくれます。

1日だけ、両親のデートの時間が用意され、その間はスタッフが子どもと遊んでくれます。


ギブ・キッズ・ザ・ワールドは、ランドワースさんの意志に共感した世界中の企業と、たくさんのボランティアの奉仕によって支えられています。

施設が完成するまでのことを、ランドワースさんは、こう振り返ります。

「私が契約書にサインしたのは、この土地を購入したときだけ。あとはすべて、握手だけでこの事業が完成した。すべてが人の善意によって動いているのです」

そしてランドワースさんは、こう言います。

「私は人のためにやっているのではない。自分のためにしているのです。子どもたちの笑顔を見ることで、私が喜びや生きがいを感じられるから、やっているのです」


Give Kids the World (ギブ・キッズ・ザ・ワールド)
http://nttdocomo.main.jp/



P.S.

野口嘉則さんのメルマガより抜粋

野口嘉則 公式ブログ 「幸せ成功力を高めよう」
http://coaching.livedoor.biz/



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Posted by ヒラヤッチー at 23:59│Comments(2)日々の出来事
この記事へのコメント
おはようございます。
これはかなり胸にぐっとくる施設ですね~。
Thank you for your sharing...
Posted by kick at 2008年04月17日 07:33
kickさんへ

機会があったら、見学に行きましょう。
Posted by ヒラヤッチーヒラヤッチー at 2008年04月17日 13:01
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